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2005年3月 2日 (水)

「萌え」の説明



2月27日午後8時から、NHKの新日曜美術館という番組で、オタクが紹介されるぞ。とナナシさんが言うので、録画してたんです。いい番組だったので、忘れないように内容を書いておきます。


フランスで開催された世界建築展で、日本のパビリオンはオタク趣味一色に染められたそうです。それを作った現代建築研究者もオタクとのこと。


具体的な展示物は、大阪万博からの時代背景パネル・フィギュア多数・美少女ゲームのポスター多数・コミケ会場の模型・同人誌多数・秋葉原の町並み模型(過去・現在)・オタクの部屋を再現した模型多数・レンタルショーケースでした。展示の意図は、次のようなものでした。「これまでは、自治体が再開発などをして町の景観を作っていたが、秋葉原はオタクがたくさん集まるという理由で、店がそれに合わせて変わり、町の景観がオタク一色に変化した、新しいタイプの町である。これからは人の趣味嗜好によって町が変化する時代。程度や方向性の違いこそあれ、世界中で同じ現象が起こりはじめている。」


その人は、アナウンサーの質問に、ゆっくり、とても分かりやすい言葉で説明していました。


マニアは実体のある物を好み、オタクは実体のない虚構を好む。オタク趣味とは、主に漫画・アニメ・ゲームを指し、万博でSF的な未来を夢見た少年が、成長と共に現実の未来に直面する過程で、現実逃避するために作った新たな憧れの対象。萌え=架空のキャラクターに対する恋愛感情。わびさび等と同じ日本人の美意識の一つ。わびさびはあえて古い物や欠けた物を好むある種おかしな嗜好であり、萌えもあえて架空のキャラを好むという意味で、同じ部類の美意識といえる。


こんなに分かりやすい説明は初めてです。素晴らしい。とても勉強になりました。ナナシさんに感謝。


ところで、この展示は日本でもやっているそうです。詳しくは下のリンクからどうぞ。


おたく:人格=空間=都市


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